収穫
ハワイの気候、土壌はコーヒーの栽培にとても適していて、ほぼ一年を通してコーヒーの収穫が行われていますが、メインの収穫シーズンは7月から12月頃です。
ハワイの気候、土壌はコーヒーの栽培にとても適していて、ほぼ一年を通してコーヒーの収穫が行われていますが、メインの収穫シーズンは7月から12月頃です。
ハワイのコーヒー農園のほとんどは小さな農園で、収穫は手摘みで行われています。経験のある農家の方は、平均して1日に150~300パウンド(約70~140kg)収穫すると言われています。コーヒーの実はひとつひとつチェックされ、完熟したものだけが丁寧に収穫されていきます。
コーヒーチェリーの果肉を取り除き、種子(豆)を取り出すことを「ウェットミル」と呼んでいます。果肉を取り出したあと、長い間水に浸けます。
大きな農園は回転ドライヤーを使って豆を乾燥させることもありますが、ほとんどの小さな農園では1週間ほどかけて伝統的な方法、天日で乾燥します。乾燥させている間は細心の注意をはらいながら、豆を回転させまんべんなく干し、薄い皮が豆に残っただけの状態にします。この状態の豆のことをパーチメントと呼びます。
ウェットミル、乾燥された豆は脱穀機にかけられ、パーチメントを取り除きます。
パーチメントが取り除かれた生豆はクリーニング工程を経た後慎重にグレード別に分けられパッキングされ、焙煎工場へと送られます。